海水魚を飼育するために必要なものはいくつかあるんやけど、絶対に必要やけど、どうやって準備すれば良いのか意外に知らないんやないかと思われる『海水』について記事にしてみようかなと。
海水の作り方
人工海水(の素)について
海水の中には塩が入ってるんは有名というか誰でも知ってることやと思うんやけど、じゃあ海水魚飼育するための水に食塩を使えばええんかというとそうではないんやね。
いわゆる食塩は塩(塩化ナトリウム)を食用にできるように精製したもので、ほぼ塩化ナトリウムだけなんやけど、海水には主成分の塩(塩化ナトリウム)の他にカルシウムやマグネシウムなど色んな成分が混ざってて、それを再現した人工海水(の素)というのがあるんで、海水魚飼育ではその人工海水(の素)を使うんが一般的になってるんよね。
まぁ見た目は食塩と同じやけど。
味はマニア?が舐めたら違いが判るんやろうけど、kuriは食塩も人工海水(の素)もしょっぱいだけで違いは判らんわ。
でも値段は安い食塩に比べたら高いかな。
安い食塩やったら1kgは100円くらいやけど、人工海水(の素)は安い製品でも2~300円位からやからね。
で、本題の『おうちで海水を作ろう』になるんやけど
海水の作り方
①人工海水(の素)の量
海水の塩分濃度って場所によって違うらしくて3.1~3.8%なんで、1リットルの海水作るためには30g強の人工海水(の素)が必要。
kuriは10リットル程度のバケツを使って海水を作るんで、300g強の人工海水(の素)が必要ってことになる。
300g強の人工海水(の素)は、ペットボトルを切って、人工海水(の素)を150g計って入れた位置にマジックで線を引いた容器を作ってて、これに人工海水(の素)を2杯掬ってバケツに投入って感じ。
写真ボケてて線も見づらいけど、こんな感じやね。
なんで300gやないかというとバケツ半分だけ海水作りたい時もあるからね。
②海水の作り方
バケツに人工海水(の素)を300g強入れといて、水道から直接水を入れながら手でぐるぐるとかき混ぜて人工海水(の素)を溶かして作る。
冬は蛇口からお湯を直接入れてかき混ぜている。
人工海水(の素)にカルキ抜き剤が入ってなければ、カルキ抜き剤も入れる。
仕上げは比重計。
海水の比重(真水1に対する重さ)は1.020~1.024程度っていうのを利用して、比重計を使って調節。
だいたい1.023を目安にすればいいみたい。
kuriはこれでスグに海水を水槽に入れてしまうんやけど、ちゃんとした?解説サイトでは、比重をちょっと低め(1.021位)に作って数時間ポンプなどで海水を撹拌すると海水が安定して1.023くらいになるんで、それから水槽に入れるって書いてたりする。
水にシビアなハードコーラルなんかを飼育してれば、こだわった方がいいんやろうけど、kuriはなんちゃってアクアリストなんで、面倒なことは端折ってる。
まぁうちの環境ではそれで、問題なく飼育できてるんでね。
kuriが使っている人工海水(の素)
人工海水(の素)もピンからキリまであるんやけど、基本kuriはなんでも値段重視やから人工海水(の素)も当たり前に値段重視やわね。
・カイスイマレン製 人工海水マリンソルト
これ1袋当たり海水200リットル作れる人工海水(の素)の袋が3袋入ったお得用なんやけど、最近はこればっかり使ってる。
最近ちょっと値上がりしたみたいやけどそれでも安いからね。
安いけど、混ざり切るんも早いし、ソフトコーラルも綺麗に維持できてるし、エエ製品やないかなぁと思うよ。あくまでもkuri目線やけどね。
45cm水槽で毎週水換え(10リットル程度)して、これ1箱(200リットル分x3袋)で1年くらいは持ってるかな。
人工海水(の素)の保管
一袋ずつ開封して、密閉できる容器で保管。
吸水材入れてても、カチカチに人工海水(の素)が固まる場合あるけど、ガシガシ削って気にせず使ってる。
ちゃんとした?解説サイトなんかでは固まった人工海水(の素)は品質も落ちてるから使わないようにとか書いてるけどね。
なんちゃってアクアリストやから気にしなーい。
まぁ、こんなもんかな。
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今は↑を使ってるけど↓の方が使いやすかったかな
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